目元のお悩み
二重まぶた
二重まぶた形成術には、「埋没法」、「切開法」の2つの施術があります。
埋没法とは、まぶたを医療用の糸で何か所か固定し、二重ラインをつくる方法です。まぶたに麻酔し、希望のラインに沿って、皮膚側に糸を1~3か所通し結び目をつくり固定します。糸で止めているだけですので、理想のまぶたにならなかった場合は、元に戻すことが可能です。メスを使わず、短時間で行う手術であることから、埋没法を受ける方は増加傾向にあります。
切開法とは、埋没法ではすぐ戻ってしまう場合や、上まぶたの厚みを改善したい場合に行う治療法です。二重のラインで切開するため、眼を開けている状態であれば傷あとがみえることはありません。まぶたに麻酔をして二重ラインで切開し、縫合します。さらに余分な皮膚や脂肪を取り除きより美しいラインにされる方も多いです。
埋没法よりダウンタイムは長くなりますが、効果の持続性は高い施術です。
眼瞼下垂
眼瞼下垂であると自覚して来院される方は少なく、ほとんどの方は老化によりまぶたがたるんできたという理由で来院されます。眼瞼下垂は病気ですので、診断された場合は基本的に保険適用となります。しかし、皮膚のたるみなど美容目的の場合は保険適用外となり、自費での支払いとなります。また他院で行った手術の修正手術の場合も、自費診療となります。
保険適用の眼瞼下垂手術は症状の改善に重点を置いており、眼の左右差やデザインまで追究しようとすると、保険適用内では難しいことがあります。
一方、自費診療での眼瞼下垂手術では、視野を広げることと、目元の美しさの両方を手に入れることが可能です。
眼瞼下垂かどうか自分では判断しにくいかと思いますので、一度形成外科を受診してみてください。
治療に関して
施術時間:約1時間
抜糸・施術後の通院:1回(抜糸のため)
麻酔:局所麻酔を注入します
施術のリスク・副作用:腫れ・内出血・左右差・出血・感染
ダウンタイム:1~2週間後には洗髪、洗顔、化粧や軽い飲酒、軽い運動などが可能
術後の腫れ:完全に腫れが引く状態は約4週間後
入院の必要性:なし
シャワー:首から下は当日より可、顔は濡らすだけなら翌日より可
洗顔:翌日より可
メイク:抜糸後より可能
下まぶた、目もと下のたるみ治療
下まぶたのたるみやシワがあることで、顔全体が老けたような印象になります。たるみやシワを解消すると目元はスッキリし、明るい印象になります。加齢に伴い目の下やまぶたにできるシワやたるみ、クマで悩んでいる患者さんはたくさんいらっしゃいます。これらの改善に有効な方法として、「下眼瞼切開法」という施術があります。目の下のたるみを切開して脂肪を取り除くことで、たるみやしわを改善します。
目の下に脂肪の出っ張りがある方、目の下の皮膚がたるんで小シワが目立つ方におすすめの治療法です。施術後むくみ、腫れ、内出血が起こることがありますが時間の経過とともに改善します。目の下のたるみやシワが気になる方は、お気軽にご相談ください。
目頭切開、目尻切開
目頭切開法とは、蒙古ひだを取り除く手術です。蒙古ひだとは、目頭を覆う上まぶたのヒダのことです。蒙古ひだの有無で、目の印象は大きく変わります。離れ目の人におすすめの治療法です。目が大きく見える、鼻筋が通ってみえる、末広方の二重が平行型になるなどのメリットがあります。
目尻切開法とは、目尻の部分を切開することにより、より大きく自然な目にする治療法です。
つり目の方や目が細くきつい印象に見られる方に、おすすめの治療法です。目尻切開を行うことで、目の大きさ(横幅)が大きくなり、ぱっちりとした優しい印象の目元になります。当院では患者さんの目元にあわせて、切開する幅や長さを調整し、全体のバランスを考えながら施術を行います。お気軽にご相談ください。